MANIAC
Vol.1
マニアック シリーズ第一弾
2025.5.30(金)
浜離宮朝日ホール
(東京 1公演のみ)
18:30開場/19:00 開演
出演者
Soprano Coloratura
田中彩子
Violin : 飯塚歩夢
Violin : 村尾隆人
Viola : 坂口弦太郎
Cello : 市寛也
N響メンバーによる弦楽四重奏
NHK Symphony Orchestra members String Quartet
演奏予定曲目
【1部】
ゴリホフ: Night in Flying Horses
パーセル: Music for a while
ヒンデミット: “メランコリー Op.13 “
I. プリムローズ
ll. 霧の絨毯
ラヴェル: String Quartet in F Major M.35: ll.
グリエール: コロラトゥーラ・ソプラノのためのコンチェルト Op.82
I. アンダンテ
ll. アレグロ
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【2部】
ローラン: シバの女王
ペルゴレージ: サルヴェ・レジーナ
I. Salve Regina
Il. Ad te Clamamos
プーランク: ヴォカリーゼ FP44
プロコフィエフ: String Quartet No.1 in B Minor Op.50 I.Allegro
シェパード: ハイソプラノと弦楽四重奏のためのトリプティック
I. He it is
lll. Light, my light“
※曲目・曲順・出演者等に変更がある場合がございます。
【料金(税込)】
全席指定 7,000円
※未就学児入場不可
◽️プレイガイド のご案内
【一般発売】2024/12/24(火) 10:00 ~
AYAKO TANAKA ≪MANIAC≫ Vol.1
ローソンチケット(Lコード:39150)
AYAKO TANAKA『MANIAC』Vol.1
「マニアック」という言葉には、日本語では何かに異常なほど熱中しているという意味があり、英語では「狂気じみた」というニュアンスが込められています。この両方の意味を象徴的に含めたタイトルとして、新しいシリーズ《MANIAC》を始めることにしました。
正気と狂気の狭間にだけ生まれる、炎のように激しく熱を帯び、液体となって流れ出し、やがて空気に溶けて浮遊していくような感覚――それは、私が音楽を奏でるとき、あるいはその音に耳を傾けるときに、理想として求め続けている熱狂の瞬間です。このシリーズでは、その感覚を追い求めながら、従来のリサイタルコンサートとは異なるアプローチで、エキセントリックかつ刺激的な楽曲に挑んでいきたいと思います。
第一弾では、N響メンバーによるカルテットと共に、隠れた名曲や不明瞭で難解な楽曲の新たなアレンジをお届けします。コロラトゥーラの美しさを最大限に引き出しながら、狂気と美が溶け合うような特別なひとときを、皆さまと共有できれば幸いです。
田中彩子
Ayako Tanaka (soprano coloratura)
=PROFILE=
18歳で単身ウィーンに留学。 22歳でスイスベルン州立歌劇場にて同劇場日本人初、且つ最年少でのソリスト·デビューを飾る。
国際ベルヴェデーレ・オペラ・オペレッタコンクールにてオーストリア代表として本選出場を果たし、ウィーン・フォルクスオーパー歌劇場のオペラ『ホフマン物語』オリンピア役のカバーを務めたことを皮切りに、オーストリア政府公認オペラツアー:モーツァルト『魔笛』の“夜の女王"役で2012年から3年間に渡って出演。
オルフ『カルミナ・ブラーナ』のソリストとして、ウィーン2大コンサートホールの1つウィーン・コンツェルトハウスにて大成功を収め、ロンドン・ロイヤルフィルハーモニー管弦楽団との定期コンサートでイギリスデビュー。
作曲家エステバン·ベンセクリが彼女の声にインスピレーションを受け作曲した「コロラトゥーラソプラノとオーケストラの為の5つのサークルソング」でアルゼンチン最優秀初演賞を受賞。
イギリスBBC ミュージック・マガジンにて5つ星を受賞。ブエノスアイレス・ムジカ・クラシカマガジンの表紙を飾る。
日本でも2014年エイベックス・クラシックスよりCDを発売し、デビュー以来、全国でのリサイタルツアーを重ねており、国内外で活躍している。
広島AICJ中学・高等学校理事長。
《彼女の声は素晴らしいアジリティと本物の叙情的な美しさを持っている》
- イギリスミュージックウェブ・インターナショナル
《田中は華麗なる鋭敏さと透明さを誇る声だ》
- アメリカン・レコードガイド
N響メンバーによる弦楽四重奏
NHK Symphony Orchestra members String Quartet
市寛也(チェロ)
福岡県福岡市出身。東京藝術大学音楽学部を経て同大学院修士課程修了。
同声会賞受賞。リゾナーレ室内楽セミナーにて基金緑の風音楽賞を受賞。松尾学術振興財団より助成金を授与。
アフィニス文化財団派遣研修員としてドイツ・ミュンヘンへ留学。
チェロアンサンブル「Quartet Explloce」メンバー。毎年、全国ツアーと東京定期を開催。
キングレコードよりCDリリースのほか、NHK-FMやBSクラシック倶楽部に出演。
アクロス弦楽合奏団メンバー。ユメニティのおがたレジデンスクァルテット。
東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。
2012年1月よりNHK交響楽団チェロ奏者。
坂口弦太郎(ヴィオラ)
NHK交響楽団次席代行ヴィオラ奏者。
1977年大阪府堺市に生まれる。
東京藝術大学音楽学部器楽科ヴィオラ専攻、同大大学院音楽研究科修士課程器楽科室内楽専攻(ヴィオラとピアノの二重奏)修了。
2000年10月同大学院在学中にNHK交響楽団に入団。第9回日本室内楽コンクール第3位入賞。(原田恭子:pfとの二重奏)併せて奨励賞受賞。「アペルト弦楽四重奏団」「N響メンバーによる室内楽団スペランツァ」「Mercedes Ensemble」のメンバーとして室内楽の演奏活動を行っている。
これまでにヴァイオリンを大槻 洋子、大熊 庸生、天満 敦子の各氏に師事。ヴィオラを中塚 良昭氏に師事。ヴィオラとピアノの二重奏を松原 勝也氏に師事。
村尾隆人(ヴァイオリン)
第63回全日本学生音楽コンクール東京大会、第21回24回日本クラシック音楽コンクール全国大会入賞。第21回千葉市芸術文化新人賞にて奨励賞。クールシュヴェール国際音楽アカデミーinかさま、ミュージック・アカデミーinみやざき、小澤国際室内楽アカデミーに参加し研鑽を積む。文化庁委託事業新進演奏家育成プロジェクトにて仙台フィルハーモニー管弦楽団とブラームスのヴァイオリン協奏曲を共演。北九州音楽祭をはじめとして国内各地でソロ、室内学、アウトリーチ、レコーディング活動を展開中。これまでに佐藤明美氏、徳永二男氏に師事。立教大学現代心理学部在学中にN響アカデミーに合格し、現在NHK交響楽団第2ヴァイオリン奏者。
飯塚歩夢(ヴァイオリン)
2001年生まれ。
7歳よりヴァイオリンを始める。
桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、桐朋学園大学に特待生として入学し、2023年3月に首席で卒業。これまでにヴァイオリンを渡辺亜美、岩澤麻子、徳永二男の各氏に師事。
現在NHK交響楽団バイオリン第1ヴァイオリン奏者。
MANIAC
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主催/企画・制作:Kit